GWの真っ只中ですが、後半は天気も良く絶好のお出かけ日和です。自然の中で
心身ともにリフレッシュするのは、健康的で長生きの基本だと思います。
午前中、緑地帯の草刈りを1時間ほどやってきましたが、腕時計の跡がくっきり
残るほど日焼けしていました。紫外線対策は怠らないようにして下さい。
竹炭作りの窯は作りましたが、材料となる竹(孟宗竹)についてはもう少し知識
が必要だと1号窯での失敗の連続で感じていました。
問題なのは竹の水分量です。いい竹炭を作るには温度を高くすることが必要ですが
水分量が多いと竹が割れたり、温度管理を誤ると半炭状態の不良品になります。
まず竹の伐採時期ですが、諸説あり正解は分かりません。多くは晩秋の頃が含水量
が少ないのでいいと言われていますが、私もこの時期が一番いいと思います。
一番の理由は、この時期になるとヤマカカシなどの蛇が少なくなり、安心して竹林
に入れます。ただしヤブ蚊やブヨには注意が必要です。
もう一つの理由は、竹炭を作る時期です。炭作りは夏場は不向きです。暑い中での
炭焼きは大変です。
竹の乾燥時間もありますが、伐採は10月〜3月、炭焼きは12月〜5月ぐらいが
最適だと考えています。
問題の竹の乾燥時間について調査しました。竹を伐採したのは12月です。
試料は長さ40㎝、幅5㎝、厚み10〜20㎜でビニールハウスの中で雨があたらない
場所で重量変化を調査しました。
結果、3ヵ月以降はほとんど重量変化がないことがわかりました。
ある程度の水分は「竹酢液」の回収が望めるので、その後の炭焼きは乾燥期間を3ヵ月
程度とすることと決めました。
次回はいよいよ炭焼きを紹介したいと思います。