nakamasa201のブログ

定年からハカ場まで

私の祖先について・・・その一

年齢を重ねると自分の祖先のことが知りたくなってくるのは私だけでしょうか。
私の祖先は、江戸時代の初期のころ仙台の伊達藩の家臣だったのが、わかって
いる限界みたいです。その後、阿波藩の家臣として幕末まで数代続きました。


明治になって阿波藩の曽祖父は平民となり、私の直系の曽祖母と養子縁組して
徳島県の阿波の本家に入っています。
この調査は父が行ったものですが、それを家系図として遺してくれました。🙏


この家系図で私が特に興味深く思ったのは、高祖父の北海道への転籍です。
年齢が60歳になろうとする明治40年に家族と共に北海道虻田郡真狩村に
移住しています。長女の曽祖母は阿波(徳島県)で養子縁組して残りました?


明治時代に入って北海道への移民が各県から多くありましたが、徳島県からも
北海道各地に農業開墾などを目的に、沢山の方々が小作人として入植しています。


この祖先の行く末を確認したくて北海道へ渡りました。2年前の6月7日です。


高祖父は明治40年6月7日に戸籍届出、受理されています。北海道虻田郡真狩村字真狩太
50番地です。現代のニセコ町です。
現在ではどの辺りなのか、事前に時代背景や古地図や地番地図などで調査しました。


この時代は当然、原野が広がり大変な苦労と想像を超えた生活があったと思います。
この時期を現した小説があります。有島武郎の『カインの末裔』です。興味ある方
は一読されてはいかがでしょうか。


調査で宿泊したホテル前からの蝦夷富士(羊蹄山)です。

この調査旅で活躍した自転車は折りたたみができる「Malaca」でした。
次回はこの地域ニセコ町の調査内容にについて紹介したいと思います。