nakamasa201のブログ

定年からハカ場まで

竹炭を作ろう②

昨日は午後から高齢者運転免許講習でした。無事修了しましたが、目の検査で視力は
問題は無し、ただ眩光化視力が年相応で低下していました。夜間の運転はあらためて
注意したいと思います。


今回は竹炭作りについて、炭窯の製作と特徴をご紹介したいと思います。
本題の2号窯は後記しますが、その前に試作窯(1号窯)を紹介したいと思います。

炭は空気を遮断した状態で燃焼ガスで竹や木を蒸して、水分を抜いていくことで炭化
します。寄せ集めの材料で組み立てた1号窯では5回ぐらい挑戦しましたが、完全な
ものはほとんどできませんでした。空気遮断、温度が低いのが問題でした。


この失敗した経験からインターネットや文献の知識を持って、2号窯の製作に着手
しました。そして耐火煉瓦で繰り返し使用できること、材料入れと炭出しが容易に
できることを最重要ポイントとして、下記の原案図を作成しました。

特徴としては、天井が平らで耐火煉瓦を吊り下げる構造になっています。材料の出し入れ
は天井部分の開口部で行います。ドーム型天井より無駄な空間を無くして効率よく温度の
上昇が得られます。


焚き口からの燃焼ガスは炭化室の上部を流れ、出口側の下部にある煙突の穴からでます。
窯内の温度がある程度に達したら、材料の水分が蒸発していきますが、この蒸気を回収
するのが、煙突部分のインサート管です。長い斜め煙突で蒸気が冷やされて液化します。
それが下に流れてきたものを回収することができます。


また、燃焼ガスの流れがスムーズになるように窯本体に3%ぐらいの勾配をつけています。
この2号窯では天井の吊り材料が炭素鋼の為に窯内温度の上限は600〜700℃程度です。


次回は2号窯の製作について紹介したいと思います。

古希ジィの輪旅③

今日は朝方の雨がありましたが、晴れ間がどんどん広がってきました。
定例の朝のウォーキングで1時間、その後、刈払機で約1時間の草刈りであっと
言う間にに昼になりました。


昨日の雨で休養充分、動きは軽い。午後は久しぶりの輪旅(サイクリング)しよう。
行き先は帰りの時間もあるので、体力的には50㎞ぐらいの距離かな・・・


グーグルマップで検索 ・・・・ 明鐘岬(みょうがねみさき)の『岬のカフェ』に決定!
午後1時半に出発〰︎3時過ぎに到着しました。

写真の右側は断崖で海に続きます。天気のいい日は富士山、伊豆半島、伊豆大島が観え
ます。今日は霞んではっきりとは観えませんでした。ズーと海を眺めていたい気分でし
たが、カップルが二組👫👫  邪魔してはいけないのでバナナジュースを早飲みして出発!


この『岬カフェ』は10年ぐらい前に映画のロケ地になった所で、“ふしぎな岬の物語“
という映画で吉永小百合さんが主演された映画です。(鶴瓶さん、阿部寛も出たヨ)


この明鐘岬は鋸山の最西端に位置するところで、房総丘陵の南西端です。最東端は鴨川
の入道岬周辺の断崖が続く海岸線になります。この丘陵の南側には“大山千枚田“がある

安房丘陵があります。

この明鐘岬の突端(右側)に『岬カフェ』があります。
今日のライドは走行2時間31分、距離48㎞、獲得高度321mでした。帰宅は4時30
分頃でした。えらい疲れたけど、ボチボチやな〜🐶

鴨川の大山千枚田に行って来ました。

天気がスッキリしない日が続いていますが、昨日は曇りベースで雨は降らない
予報だったので、久しぶりに南房総に道の駅巡りのドライブに出かけました。


輪島市の「白米千枚田」は今回の地震で大きな被害を受け、早期の復興を願う
ばかりですが、日本棚田百選の中に鴨川市の「大山千枚田」があります。市街
地から15㎞ぐらい内陸に入った山間の中にあります。以前から行ってみたい
と思っていましたが、実際に見た感じは想像を遥かに超える壮大なものでした。

    全景を撮るには3枚は必要なくらいワイドです。


今は各段の田んぼに水が入り、田植え前の準備をしている時期でした。私も
多少の経験はありますが、この棚田での稲作は大変なご苦労があると感じます。
まずは土手の草刈りから、田んぼの耕運と耕起、畦塗りなど田植え前だけでも
手間がかかります。大型機械が使えない棚田ではさらに大変だと思います。


どれだけの農家さんが携わっているのかわかりませんが、継続していく底力は
農業の原風景として、先祖から後世に引き継ぐ責任感があるからだと思います。
農業従事者の高齢化が進む中で難しい現実ですが、この棚田ができる限り続く
ことを願うばかりです。


この棚田の南方向には千葉県の最高峰“愛宕山“408mがあります。その山向こう
には日本酪農発祥地があります。農産物、海産物が新鮮な南房総エリアです。