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定年からハカ場まで

四国遍路〜定年リセット旅-14…南無🙏

なかまさ70

過酷な暑さが続いています。それでも熱中症にはなら無い程度の朝のウォーキング約1時間弱、そして、河川敷の草刈りも午後の3時過ぎから2時間程度やっています。いつもは1週間程度で終わるところですが、10日以上かかってもまだ終わりません。この日照りで夏草でさえも元気がないように感じます。…というのは昨日までで、今日は久しぶりの雨になりました。台風も近づきつつありますが適度な雨でおさまって欲しいと思います。


10月20日、四国遍路は16日目に入りました。思い出深い新居浜の街を朝早く発ち、今日の宿泊地の関係でやや変速的になりますが、一旦香川県の観音寺市周辺にある札所を巡り、再度愛媛県に戻り“菩提の道場“最後の65番札所を参拝してから、川之江にある両親の墓参りする行程です。天気は曇り気味でスッキリしないスタートでした。


車で香川県に入り、66番札所「雲辺寺」に向かいます。このお寺は雲辺寺山の山頂付近にあり、四国霊場の中で最も標高が高い場所(911m)あります。通称「四国高野」と呼ばれています。歩いて向かうことが歩き遍路の真骨頂ですが、私はロープウェイで向かいました。朝一番の登り、さすがに数人しか乗っていませんでした。山頂駅を降りてすぐ県境がありました。雲辺寺は徳島県側にあります。朝霧の向こうには毘沙門天像が霞んで見えます。

左側の参道を進みますが、数えきれないほどの羅漢様が出迎えてくれます。(五百羅漢)

羅漢様の様々な表情を見ながら参道を進み、山門に到着です。真新しい仁王門をくぐり階段を登り、鐘楼、大師堂を通り過ぎ、境内を左手に進むと本堂に到着です。コンクリートの壁面ですが、がっしりとした造りです。山寺ゆえにこうなったのかもしれません。右下の小枠は仁王門です。近くの山頂公園からは瀬戸内海の風景が望めるようですが、今日は残念ながら山霧で何も見えないようです。参拝後は羅漢様に見送られて下山しました。

〜この雲辺寺には、はるか昔の小学生の時(3年生頃?)に徳島県側から登ったことがあります。母の実家が三好郡阿波池田町の馬地(今の三好市)にあり、夏休みにはよく遊びに行っていましたが、母やおばさんや従兄弟たちと雲辺寺山に登ろうと話が進んだようで、弁当を作って、遠足程度の気分で登りました。とにかく苦しかったことだけ思い出します。今考えると、母もおばさんたちもまだ30代の若い頃でした。〜


車で観音寺市内を通り抜けて、海辺の「琴弾公園」に向かいます。ここの駐車場に停めて67番〜70番札所を自転車で巡ります。きつい坂は無く、天気もまずまずで走りやすい日でした。67番札所「大興寺」は郊外の田園風景の中、こんもりとした森の中にありました。自転車で約40分ほどで着きました。仁王門の金剛力士像は鎌倉初期の運慶作と言われています。像高314cmで、四国八十八ヶ所中最大級と言われています。

〜ここは雲辺寺の登り口の近くにありました。〜

次の札所に向かいます。ほぼ稲刈りが終わった田んぼの間を通り過ぎ、高速の高架をくぐってしばらく走り、国道11号線を右手に曲がり財田川の橋を渡って左に進めば70番札所「本山寺」です。20分ほどで着きました。仁王門をくぐると広い境内に入ります。下の写真の本堂は鎌倉時代建立時のもので国宝です。左手の五重塔は“平成の大修復“中でした。

次の札所に向かいます。財田川の川沿いの道を下流方面に走ります。10分ほど走ると、少し川を離れ琴弾山の東山麓に68番札所「神恵院 じんねいん」と、同じ境内に69番札所「観音寺 かんおんじ」がありました。〜土塀が少し不安定な状態です。仁王門をくぐってしばらく行くと左手にコンクリート造りの神恵院の本堂があります。観音寺は右手方向にあります。四国霊場では唯一の珍しい一寺二霊場でした。参拝が終わって少し遅い昼食です。

この二つの札所がある琴弾山の西側の頂上からは“銭形“の寛永通宝が望めます。結構な登り坂でしたが、何とか登り切り展望台からの砂絵です。大きさは東西(縦方向)が122m、南北(横方向)90m、周囲は345mもあります。また、瀬戸内海に浮かぶ島影は“伊吹島“です。ここで獲れる「伊吹いりこ」は有名ですが、多くの讃岐うどん店が伊吹いりこの出汁です。カタクチイワシですが、おやつ代わりに食べても美味しい“いりこ“です。

琴弾公園の駐車場に戻り、自転車を乗せたら再度愛媛県の川之江に向かいます。市内の宿のフロントにお願いして車を停めさせてもらい、自転車で65番札所「三角寺」に向かいます。川之江の街中を通り抜けて山手の方に走りますが、高速の高架をくぐる頃から、登り坂になってきました。山道に入り人家が少なくなってきて、更に坂道がきつくなり、時々休憩します。10Km程度でしたが、1時間くらい走ってやっと65番札所「三角寺」に到着です。小林一茶が1975年寛政7年に訪れたときに「これでこそ 登りかひあり 山桜」と詠んだそうで、周辺には樹齢300~400年とも言われる桜の名所だそうです。伊予の「菩提の道場」最後の霊場で山の中にある閑静なお寺です。

三角寺の参拝後は両親のお墓に参り、お線香をあげながらこれまでの参詣の報告とこれからの道中の安全を祈願しました。四国八十八ヶ所のうち70番まで終わり、残りは讃岐の「涅槃の道場」の18ヶ所(5ヶ所は参拝済み)となりました。〜次回に続きます。